今月前半1日から8日の天声人語を朗読しテープ化する当番に当っている。いつも思うが、天声人語を書いていられる記者は、我々朗読ボランティアが居るのを知っておられる筈。だのに
今日11/7の天声人語(クリックしてみて下さい)を見て、びっくりした。冒頭部分をご覧あれ。
オト、マリ、フリツ、アンヌ、ルイ。この欧風の名が、森鴎外の家では於菟、茉莉、不律、杏奴、類となって、子どもたちに付けられた。
とある。如何にして、読み上げるか?その読み上げたテープを視覚障害者が聞かれて、ご理解頂けるか? 思案した。いい考えが浮かばない。
こんなときは、京都の先輩(ロバの会Tel 075-821-3505)を聞くことに限る。夫々の文節の前に
かなで、漢字でを付加されていた。さすが、と感心。これでいくことにした。
トチリながらに 録音ボラし 漢字文化の 欠点を知る