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ふと、花火のことから、江戸時代から盛んだったが、火薬はどうしたのか?
当時、塩酸、硫酸、硝酸などが有ろう筈がないのに、なぜ火薬があったのか不思議に思いインターネットで調べたら、以下に詳しくありましたので納得しました。 つまり、 「ンコから火薬を」を作った、それも三年以上もかけての話し、昔の人はエラカッタ。 ンコから火薬を作る日本人 飛騨の匠は500年前 ここから下は根拠のインターネットです。 http://64.233.179.104/search?q=cache:cnr9cx30htcJ:www.autoharp.jp/army/board.cgi%3Fpage%3D1+%E7%85%99%E7%A1%9D&hl=ja&lr=lang_ja [No.75]飛騨の匠 投稿者:ちすもん 投稿日:2005/06/10(Fri)-14:46 さて、飛騨の煙硝。 戦国期にポルトガル人が漂流にみせかけて鉄砲を売りつけに来てからわが国の火薬技術が 発展したように思われていますが、実際にはそれより百年以上前から、火薬を使った武器は 使用されています。竹筒にワラ縄を巻き、漆で固めた1回使い捨ての鉄砲のようなものまで あったそうです。 さて、そんな火器に使われるものは黒色火薬。 黒色火薬を製造するためには煙硝(硝酸カリウム)が必要。しかし、日本には煙硝のとれる硝石はない。 ないなら作っちゃえ!! あの、最後の「作っちゃえ!」ってさぁ・・・ でも、作っちゃうのが我らのご先祖様。 試行錯誤といてまえ主義は敗戦までの日本人の美徳です(笑) と、言う事でなんだかんだで編み出した「土から煙硝を作る方法」ーっ! その1.夏の盛りに根が深く、繊維質のおおい草(ヨモギ類がいいみたい)を大量に刈りとります。 その2.炎天下で刈り取った草を1日干します。 その3.できるだけ風下の日あたりの悪い土地を探して、黒い土になるまで掘り下げます。 その4.掘った土を一尺ほど穴に積んで、その上に干した草を敷き詰め、硬く踏み固めます。 その5.その上から糞尿・古池の腐り水・魚のはらわたや鳥の死骸をきざんで腐らせたものをかけます。 その6.またまた土を一尺ほど積んで、その上に干した草を敷き詰め、硬く踏み固めます。 その7.またまたその上から糞尿・古池の腐り水等々をかけます。<(風下にする意味がわかりましたか) その8.このとんでもないサンドイッチを五段くらい積み上げ、 雨風が当たらないよう、その上にかこうように小屋をつくります。 その9.その後、月に一度くらい、新しい糞尿や汚水をかけつづけます。 その10.二年ぐらい経った頃から糞尿に加えて炉の灰もふりかけます。 えー、この作業を続けますと3年目ぐらいから、 土の表面や小屋の内側に白い結晶状のものが張り付いてきます。 はい、こいつが待望の「煙硝」硝酸カリウムです。 え?公の掲示板で火薬の作りかたなんて書いていいのかって? いや、これを実践するヒトがいるとはとても思えないし、実際にやっていたら癲狂院送りですって(笑)。 さて、「なんでこんなむちゃくちゃで煙硝ができるんだ」ってお思いでしょうが、 これがちゃんとした化学反応なんですよ。 糞尿の中のアンモニアと屍骸の動物性蛋白質。 こいつが干草に着いている根粒菌。硝酸バクテリアのおかげでですね。硝酸アンモニウム塩になるのです。 そんでもってそいつが発酵熱で室状態になっている小屋の中でゆっくりと酸化されて 硝酸塩になります。この硝酸塩が土の中のカルシウムと反応して硝酸カルシウムになって、 これに炉の灰汁の炭酸カリウムが反応すると硝酸カリウムができるって寸法なのです。 さて、出来上がった煙硝。もちろん不純物をばりばりにもっている状態ですので、 これを精製しなくてはなりません。 精製って? ま、乱暴にいゃあ、水を加えてぐつぐつと煮詰め、あくを取って水を足してまた煮つめってワケです。 はい、想像だけで吐き気のした方。大正解です(笑)。 もう筆舌につくしがたい臭気だそうでして、 それまで地獄だと思っていた小屋の作業が天国に思えるそうです。 いやいや、昔のヒトは偉かったんだなぁ・・・ しかし、第一次大戦後にハーバー博士が空気から火薬を作る窒素固定法でノーベル賞をもらったんだけど、 飛騨の匠はなんとその500年以上前から「ンコから火薬を」・・・なんかきちゃない・・・
by akai_kiyo
| 2005-09-03 09:29
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