二年ほど前に紛失した紙挟み(大きな洗濯挟み様の便利なもの)が出て来た、年末大掃除のおかげだ、物凡てに霊有りを信ずる私には、この上なく嬉しい、見付からなければ紙挟みの霊は彷徨うし、その霊をウロウロさせる責任を重く受け止める。見付かったから紙挟みは私と共にある。気分爽快。
あと少しで2008年、昭和83年に。この爽快な気分のまま新年を迎えよう。
ゆく年に 達者でいれて ありがとう 迎える年に 恙
ななき
そ
なそ言葉と謂って、前後に付けることに依って、挟んだ単語の意味を強調する。
菅原 道眞が九州太宰府に赴任するときの歌が好例
東風(こち)吹かば、匂い寄こせよ梅の花 主なしとて 春
な忘れ
そ