帰り道は花吹雪だった。エエカッコして斯く書けば春の描写だが、実体はチラホラの多いの。病院前のタクシー乗り場への五・六歩、ええ風情。
八年前に前立腺癌全部摘出手術の退院の日、櫻が舞っていた。今日、櫻舞う帰り道は同じ風情、いっとき現実(排尿異常解消のため外来受診)を忘れた。
急に病院に行くに至った一部始終。(排尿異常解消のため)
3/31 カテーテルによるステントを冠動脈に挿入する場の尿対策に尿巻挿入に失敗。
その夜、一時は排尿ストップで案じられたがナントカ、パッドに滲み出るまで改善。
4/1 昨夜と大違い、多量の排尿、出過ぎの感じ。
4/2夜半、3/31からの抗生物質点滴終了からか、尿道炎症状呈す。看護師に訴求。
4/3午前に薬(クラビット〈抗生物質〉とムコスタ〈胃薬〉)来た、服用開始。
4/4尿道炎症状ややマシ。
4/5午前9時45分、左胸グミグミ感について、退院直前の聴診器診察で医師、異常なし。午前十時予定の退院、尿道炎症状消失。午後十時に尿排出極めて少量に気付く。
4/6未明午前三時の排尿著しく小。夜十時ごろ
下腹部表背中に多量の赤色発疹発見。
4/7未明午前四時の排尿著しく小なれども尿意大ならず。正午、左胸グミグミ感あり。
本日午前5時半、昨未明の排尿感に比し正常に帰りつつある感。
そこで、泌尿器科のスケジュール診察が来週月曜日なので、その一週間前の今日、現在の
尿管理不如意の改善方を模索して頂き、もし不成功ならば来週月曜日に再考頂く。
併せて、
下腹部表背中に多量の赤色発疹の対策もと思い、急遽、予約無しの外来受診に踏み切った。
泌尿器・皮膚科・循環器内科の診察結果
泌尿器科、尿顕微鏡検査で綺麗(尿道炎症状無し)、対症薬(クラビット・ムコスタ)の服用止める。
皮膚科、全身の発疹は対症薬止めで解決するが、ステロイド系軟膏の塗布となる。
循環器内科、左胸のグミグミ感を聴診器で聴き、異常なしを確認。以上で帰宅。
八年も 移りかわらず 花のいろ 我が身ボーと 暮らし生くるに