少年科学(技術?)物語 、辛うじて、ここまでは憶えているけれど、
古本のネット検索にヒット出来ない、まあ、70年近く古い本だからヤム無し。
今日、大阪に所用で行き、地下鉄御堂筋線に車内からトンネル側壁の
電話線敷設棚の走り行くを車窓から見ていて、俄然、記憶が戻ってきた。
表記の
少年科学(技術?)物語を小学校五・六年のころに読んだ、
当時の科学・技術の粋を結集した大阪地下鉄の諸々。
1.万一非常時の電車と運転指令間の連絡手段に、電話線を裸線で敷設し
それに電話器を載せて通話する。(当時、無線など夢のまた夢)
2.各駅の照明・天井・側壁のデザイを異なるものとし、駅名表示を見なくても
窓から外を見れば、判るようにした。
3、機械式ATS(打子式)を日本初で敷設した。
4.動物園前駅の側壁は動物タイルで埋めた
5.梅田・難波・天王寺の地下構造は将来の拡張を予想し、大きく掘っておいた。
衰えかけているアタマに、斯くも鮮烈に憶え込ませた
少年科学(技術?)物語、
偉大な本だった。図書館などで探してみよう。
簡単に 所用は済んで 昼めしに なにを喰おうか 三〇分ウロウロ