新年に際し、神仏の近辺をきれいにし、供花も新しくする、
ところが値段の高下著しく、九百円対六百円、五百円対二百四十円、前者は佛花、後者は神花で生花店対スーパー。
年に一度のこと、張り込みたいが、髙いだけの値打ちがあるならストンと判るが、一概にそうとも言えぬところに辛さがある。
比べてみて兄足り難く弟足り難しが本当のところ。
正直なところ、支払った金子に相当しただけの花と云えるか?自信無いながら、九百円の佛花を仏壇用に買う。
その余は、おしなべてスーパーの品とせり。
世の中、万事この調子、値段の高下で売れ行きが上下するなら、いずれ悪貨が良貨を駆逐し、世は安物が氾濫。
エラそうに云うが
お前が安物を
買う一番の張本人