川中島 <賴 山陽>
鞭聲肅肅夜河過
曉見千兵大牙擁
遺恨十年一劍磨
流星光底長蛇逸
金州城外立斜陽<乃木希典>
山川草木轉荒涼
十里風腥新戦場
征馬不前人不語
金州城外立斜陽
この二篇はよく詩吟に詠われます。
いちど唸って見られたら
さて、今日、言いたいのは
山川草木、川に流れる小石は勿論もこの世にありとあらゆるもの万物総て霊魂・魂・根性を持っていると自分勝手に信じている阿呆ですが、
今日、雑木植込み刈込みの際、あたら毛虫二匹をどうやら可哀想な目に合わせた模様。
勿論、命を奪うなどで無く、抓んで、他の雑木に移したのだが、後でハタと気付く
昆虫の幼虫の餌となる樹木は夫々固有に定まっており、それ以外は食べないとか。
慌てて植え込みを探したが、時既に遅く。影も形も無い。ああ可哀想なことをした許して呉れ
その後は見付けたら、その植え込みに戻し、三匹を救うた。
卵から毛虫・蛹と変態し
綺麗な蝶に成るはずだった