午後四時と言えば夕刻の走り乍
日中の炎天の炙る暑さ其の儘に
加えて二階久しく窓を開けてない
まさに蒸し風呂サウナもかくやと
其処で娘が汗かき乍らゴソゴソ
十月の孫の結婚式に老爺・婆が
着ていく衣装、礼服と言うのかな
其れを懸命に探して呉れている
どうやら其れらしきもの見つけて
ついでにウインドブレーカーや
夏用半ズボンもコレ如何?なんて
礼服より其れの方が嬉しかった
着古したウインドブレーカー
正に愁嘆ソノモノ見本だね
長いこと有難うございました
唄に謂う
襤褸は着てても
中の身は
心は錦の
心算でいました