聞いた話し
京町屋の夏の涼しい風情の
一つに軒簾がある
其れに及びも付かぬが
夕日の日差しの長いのを遮り
トイレの温室効果低減を
期待してボロ簾を吊った
よくまあコンナぼろぼろと
感心するボロすだれ
まだ風化していない
形ちを保っているので
ブラ下げた、中々の風情
ついでにモウひとつ
老いが進むと、太陽光線がコワイ
手首まで有るモノを着ないと
皮膚が負けて痛くなる
探したら有ったが
経年劣化し
首えり部が要補修だ
ミシン引っ張り出して
ジグザグ縫いしたら
ナントカイケソー
よそ行きと
家で着るのと
二ツ出来
コレでナントカ
イケルンチャウカ