つい先刻、私のPSA血液検査の結果を医師から聞きました。いまの検査周期は三ケ月おきなのですが、前々回が0.2、前回が0.3で今回が、もし0.4にでも測定値が上がっておれば大問題だったのです。
申し遅れましたが、PSA血液検査とは、前立腺特異抗原というものを測定することによって、前立腺癌の状態を知ることができるもので、我々の国の象徴でいられる天皇陛下におかれても、その値の微増から、今月一日からホルモン療法に入られたとか承っています。
私の場合、五年前に前立腺を全部取り去る手術を受け、丁度、この四月で満五年が経過し、もし、PSA血液検査の値が0.2付近で安定経過しておれば全治、完全治癒とみなされるとされていたものが、さきほど申し上げたとおり、ここ半年ほどの間に変動が見られたことから心配していたのです。
0.2、0.3、そして今回うれしくも0.2とあり、医師から「変動の幅、安定しているとみてよい」との有り難い言葉を頂きました。ホっとしました。まさかとは思いながらも、もしもの時はホルモン療法に止まらず、放射線治療にでもなるようなら、たいへんだと恐れていました。本当にホっとしました。
これで、検査周期も六ケ月となり、手術をして下さった医師先生への三カ月おきの報告も、最終のお礼を申し上げて今後は暑中見舞いと年賀のあいさつにさして頂く旨申し上げようと思っています。
ホルモンは元から好きでは無いけれど 対癌療法 なお嫌いです