ダイエーの井深大氏が価格破壊を言い出して、商流・物流・経済すべてが変わってしまった。彼が言い出すまでもなく時節はそう向いていたのかも知れないが、その影響で多くの商店・中小企業は倒産していった。
そもそも価格と言う以上、価の格(経営上、そのお店としての値打ち)があろうと思う。それを破壊されては、経営が成り立たず、脱落していかざるを得ない。
しかし、その価格競争の最終到着点は、生産工場も含めて、リストラをしてでも生き残れるか?または、市場からオサラバ後は野となれ山となれ、叩き売りして退職金を捻出する羽目となる。そして、人件費の安い東南アジアへ生産地が移って行く。東南アジアとて、いつまでも人件費が安かろう筈がない。お先真っ暗の無茶苦茶競争に嫌気がさして廃業していく気にもなろう。 先祖帰りで生活レベルを落とし、古き良き日本に回帰するかな。
便利とは無くても生きていけるもの あたら有るためお騒がせの素